2026年4月16日、韓国・朝鮮日報によると、外国人の韓国語力を評価する「韓国語能力試験(TOPIK)の答えが中国人受験者を中心に事前に流出していたことが分かり、政府が対策作りに乗り出した」と伝えた。
記事によると、12日に韓国内で実施されたTOPIK試験会場で、受験者の中国人留学生が問題の答えが書かれたメモを見て摘発された。
政府は今回のケースのように事前に解答を入手する形での不正行為が深刻化していると見て、対策に着手している。
試験問題の流出を可能にしているのは、試験を実施する大陸間の時差だという。今回の試験はまず11日に米国、欧州、アフリカ、オセアニアなどで、12日に韓国、中国などアジア諸国で実施されており、欧州の受験者が中国の受験者に答えを流出させたとみられる。11日と12日の試験は、一部の問題を除いてほとんどが類似内容で、答えを暗記すれば容易に正解できる構造だった。実際に、12日の試験開始から数時間前、すでに中国SNS上にはTOPIKの答えと思われる文書が共有され、これを知った外国人の間で物議を醸していたという。
国立国際教育院は、事前に答えを入手して他の受験者に販売したり、共有したりする不正行為が中国を中心に昨年から本格化し始めたとみている。昨年末に流出事例を調べ警察に捜査を依頼したが、主に中国のSNS上で、匿名で拡散されているため、流出者の特定が難しく、捜査は難航しているという。
韓流ブームとともに韓国留学や韓国での就職を目指す外国人が増え、世界のTOPIK受験者規模は2021年の33万16人から年々急増しており、昨年は55万3237人に達した。昨年の中国内での受験者は7万人を超える。ここ数年は、金銭を受け取り代わりに受験するという「TOPIK替え玉受験専門業者」も登場するなど、不正行為が横行している。
国立国際教育院関係者は「国ごとに問題の選択肢や解答が大きく異なるようにするなど、再発防止策を講じ、年内に適用させたい」と話している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「また中国か」「あれこれいろいろやってくれる。なんて国だ」「中国人のせいで頭を抱えるようなことが多すぎる。何か対策をしてほしいが、今の大統領の在任中は無理だろうな」「どうか韓国に関わらないでほしい」「世界最悪の迷惑国」など、中国を非難するコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)











