バスケットボールB1リーグ第33節 レバンガ北海道92―84千葉J(19日・北海きたえーる)

 B1東地区のレバンガ北海道が同地区の千葉Jに92―84で勝利し、初のCS進出に望みをつないだ。PFケビン・ジョーンズ主将(36)がBリーグで自己最多タイとなる6本の3点シュート(P)を成功させ、勝利に導いた。

東西両地区1、2位を除き上位4クラブがCSに進むワイルドカード争いでは5位。4位のA東京とは3ゲーム差で、次節の秋田戦(22日、CNAアリーナ)に向かう。

 ジョーンズがレバンガの窮地を救った。チームトップ22得点の活躍に、「大きな勝利。プレーオフのレースに生き残るためには、きょう負けてしまえば、ほぼほぼ不可能。諦めるのは簡単だけど、諦めないで最後まで戦えたことを誇りに思う」とうなずいた。

 SG富永啓生(25)が、同じく日本代表の渡辺雄太(31)らから厳しいマークを受けた。代名詞の3Pは18日の第1戦で0本。この日も第3Q終了時点で成功がなく、得点源を封じられた。トーステン・ロイブルHC(53)は「このチームの弱点の一つでもあり、3Pを打たないところがあった。ペイントアタックもしながら、3Pも狙っていく。もう少し3Pのアテンプト(試投数)を増やそう」と後半に指示を送った。

 前半で試投数0だったジョーンズは「後半はもっとアグレッシブにシュートを狙っていこう」と、第3Q開始直後にこの日初めての3Pを成功。5点にリードを広げられた第4Q中盤には、この日6本目を沈めてチームを鼓舞した。その後、富永が2日間で初となる3Pを決めるなど同Q31得点で逆転。タレント軍団から白星をもぎとった。

 Cジャリル・オカフォー(30)がコンディション不良で残り試合の出場が難しくなり、17日に契約解除が発表された。快進撃を支えてきた主力を欠く中、最年長のベテラン主将は、第1戦でチーム最長となる31分7秒出場。15日のA千葉では今季最多28得点を挙げるなど、疲労を感じさせないプレーを続けている。

 クラブとして未だ到達したことのない大舞台へ、最終盤もKJの活躍が必須になる。「1人が欠けても次の選手がステップアップして貢献していく。最後まで何が起こるかわからない」。残り5戦。4位・A東京と激突する最終節まで、CS進出の望みをつないでいく。

(島山 知房)

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