台湾メディアの風伝媒は13日、台湾のコンビニエンスストアで販売されている焼き芋が台湾を訪れる日本人観光客からも好評だと報じた。
記事によると、台湾在住の日本人インフルエンサー「日本人的欧吉桑(日本人のおじさん)」が先日、台湾のコンビニのホットスナックとして一般的な焼き芋について「日本人観光客が食べたら間違いなく100%気に入る」との考えを示した。
記事は、この投稿が「台湾のコンビニの独自性を明らかにした」と評し、日本と台湾のコンビニの違いに言及。まず日本のコンビニについて「ホットスナックの主役はたいてい湯気の立つ肉まんやフライドチキンであり、焼き芋は比較的珍しい存在だ」と説明。「日本では焼き芋は主に冬限定の季節商品とされており、日常的にどこでも手に入るものではない」と述べた。
一方で、台湾のコンビニについては「強力なサプライチェーンを備えており、熱々の焼き芋を一年中安定して提供できる。この利便性は、台湾に到着したばかりの日本人観光客に大きな驚きを与えており、中には平均で月15回ほど通っている人もいるそうだ」と伝えた。
その上で、「なぜ台湾のサツマイモは味にうるさい日本人の食通を魅了するのか?」とし、「数ある品種の中でも食通から高く評価されているのが『台農57号』で、その高い糖度ときめ細かな繊維は『サツマ芋界の最高峰』と称されている」と説明。「甘すぎず、それでいて香り豊かなため、台湾のサツマ芋は海外のものと比べて際立った存在となっている」とした。
また、「台湾のコンビニで焼き芋は年間4000万本売れ、売上高は10億台湾ドル(約50億円)に達する。販売時期のほか、サツマ芋の食べ方にも文化の違いがあり、台湾では素材そのものの味を楽しむことが一般的で、ねっとりとして甘く、自然な風味を重視する。一方、日本では塩を少し振ったりバターを塗ったりして味に変化を加えることが多い」と比較した。
そして、「このような味覚の違いは、台湾に移住した日本人にも衝撃を与え、台湾のサツマ芋に触れることで、この食材に対する認識を改める人も少なくない」と述べ、「こうした異文化間の食体験により、素朴なサツマ芋は、台湾と日本をつなぐ『おいしい架け橋』へと姿を変えている」と評した。
記事はこのほか、台湾のコンビニで焼き芋を購入する際の選び方として「大ぶりなものが良い」とし、「小ぶりのものは長時間加熱されることで水分が抜けやすく、食感がパサつきがちになる。
また、コンビニのほかに屋台でも炭火でじっくり焼き上げられた焼き芋が販売されており、コンビニの機械では再現しにくい独特の風味があると紹介。「台湾のサツマ芋文化をより深く体験したい旅行者にとっては、まずコンビニで安定した高品質の味を楽しみつつ、もし街角で炭火の屋台に出会えたら特別な体験になるだろう」と結んだ。(翻訳・編集/北田)











