中国各地で白色のナンバープレートが目撃され、ネット上で好評を博した件について、交通警察が緊急声明を発し、「違反行為に該当する」と注意を呼び掛けた。

中国の一般的な自動車のナンバープレートは、ガソリン車などが青色、電気自動車(EV)など新エネルギー車が緑色、トラックやバスなどは黄色となっているが、中国メディアの華商報によると、路上で白地に黒字のナンバープレートを付けた自動車を撮影した動画が反響を呼び、「高級感がある」などと好評を博した。

その後、ネットユーザーからナンバープレートの色を変える「裏技」が共有された。それは、「特殊な化学溶液に浸す」「特殊な光を長時間照射する」といった方法を用いて緑色を褪色させ、白黒風のナンバープレートにすることができるというもので、多くの人が実際に「漂白」したナンバープレートの写真を公開した。

中国各地で白色のナンバープレート出現、ネットで好評も警察「違反行為」―中国メディア
ナンバープレート

ところが、この盛り上がりを見た各地の交通警察が緊急声明を発表。「これは故意にナンバープレートを汚損する違反行為に該当し、200元(約4600円)の罰金、悪質な場合は車両の一時押収が行われる」と警告した。なお、中国で白色のナンバープレートは主に軍用車両、警察車両、公用車などに用いられている。

記事によると、新エネ車用の緑色のナンバープレートは2016年12月1日に試験導入され、18年に全国すべての都市に正式導入されたが、近年は不評が相次いでおり、シャオミ(小米)の創業者である雷軍(レイ・ジュン)CEOも25年の全国人民代表大会で「緑色のナンバープレートは車体カラーとの相性が悪く、デザイン性を損なう」として調整を提案していた。(翻訳・編集/北田)

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