2026年4月16日、韓国メディア・アジア経済は、世界各地で新型コロナウイルスの新たな変異株「BA.3.2」が確認され、感染拡大の兆しを見せていると報じた。この変異株は、長期間の潜伏を経て再び拡散する特性から、セミを意味する「シカダ(Cicada)」という別称で呼ばれている。
記事によると、シカダは24年11月に南アフリカで初めて報告されて以来、これまでに世界33カ国以上に広がった。昨年末から今年初めにかけて米国で検出されたほか、日本でも今年1月に東京都内の医療機関で感染事例が報告されている。日本では新型コロナが「5類感染症」に移行しており、大規模な検査が行われていないため、正確な感染規模は把握できていない状況だという。
米疾病予防管理センター(CDC)のデータによると、今年2月時点で感染例が確認された国は23カ国だったが、わずか2カ月で33カ国以上に急増した。シカダは、既存の流行株である「JN.1」系統と比較して70カ所以上の遺伝子変異を持つとされる。
記事は専門家による「ワクチンで形成された抗体が十分に効果を発揮できない可能性がある」「この変異株が長期間潜伏しながら変異を蓄積し、再び拡散した可能性がある」との指摘を紹介し、感染拡大への懸念が高まっていると報じた。
世界保健機関(WHO)はシカダを監視対象に指定したが、現時点で重症化率や致死率の上昇を示す明確な証拠は見つかっていないとしている。
このニュースに対し、韓国のネットユーザーからは「もうコロナの話は聞きたくないのに、次から次へと新しいのが出てくる」「セミのように潜伏して出てくるなんて、しぶとい」「日本は検査をしていないということは実際はもっと多くの感染者がいるのでは?」「日本旅行を計画していたけど、少し不安になった」「ワクチンの効果が薄いというのが一番怖い」「高齢者や子どもなど、感染したらハイリスクな人がいる家庭は、また警戒を強めないと」などの声が上がった。
一方で、「重症化の証拠がないなら、過度に心配する必要はないのでは」「個人の衛生管理を徹底するしかない」「もう日常の一部として受け入れるしかない」「もうこのいたちごっこは終わらないだろう」といった声も見られた。(翻訳・編集/樋口)











