第5回全国読書推進大会の開催を目前に控えた4月14日午前、「書香海昏―漢代海昏侯国簡牘文化展」が江西省南昌市の漢代海昏侯国遺跡博物館で開幕しました。
同展は、海昏侯・劉賀の墓から出土した簡牘(古代に筆記に用いられた竹や木に書かれた資料)の修復成果を一堂に集めて初公開するもので、このほど新たに修復が完了した約100枚の海昏簡牘原本が初公開されました。
海昏侯・劉賀の墓からは、約6000点の簡牘が出土しており、これは江西省の考古学史上初の発見であり、中国の簡牘考古学にとっても極めて重要な意義を持っています。これらの簡牘は多岐にわたる豊かな内容で、「六芸」(礼・楽・射・御・書・数の六つの教養科目)、「諸子」(儒教・道家・墨家など諸学派の思想書)、「詩賦」(漢詩や韻文)、「数術」(占い・暦法・天文などの技術)、「方技」(医学・養生・巫術)など古代中国のさまざまな分野を網羅しています。儒教を尊び孝行を重んじる当時の世相や、経典を通じて実用に結びつける思想を伝えているだけでなく、大漢王朝の教育制度、礼制・信仰、そして文明のありさまも鮮明に示しています。
本展は、「簡出海昏」「侯家の典籍」「漢隷の墨趣」という三つのセクションから構成されており、海昏侯・劉賀の書斎に残された貴重な遺品を全面的に再現しています。来場者は、西漢時代の王侯の蔵書がどのようなものであったか、その一端を実際に見て楽しむことができます。(提供/CGTN Japanese)











