宝塚歌劇花組トップスターの永久輝(とわき)せあと、花組トップ娘役の星空美咲が17日、東京・千代田区の東京宝塚劇場でグランド・ラメント「蒼月抄(そうげつしょう)-平家終焉の契り-」、スパイシー・ショー「EL DESO」(18日から5月31日まで)の通し舞台稽古&囲み取材を行った。

 平安時代末期。

平家最後の総大将・平知盛(永久輝)を主人公に、父の影を背負い誓いと喪失の果てにたどり着いた姿を、蒼月(そうげつ)に刻まれた命の抄として描く。

 開幕を翌日に控えた永久輝は「1公演1公演を大切にお届けしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします」とあいさつ。今作の魅力について「和モノの美しさは100%外に出さないところ。思いがあっても手を添えるだけとか(相手に)触れないとか、そういうものに美しさが宿る。相反する部分、こぼれ落ちるようなものが表現できれば」と語った。また、ラテンショーについては「ただただ熱いだけではなくて、怪しさや刺激的な要素もある。スパイシーというタイトルが付いているので、芝居心や場面の色を際立たせてお届けしたい」と主張した。

 正室で明子役を演じる星空は、稽古期間を通して「目線の使い方を学ばせていただいた。自分がどこを見るか、何を見るか、動きが制限されているからこそ大事になる。もっともっと頑張りたい」と力強く語った。

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