2026年4月14日、韓国・国民日報は「韓国の若年男性(25~34歳)の経済活動参加率が主要先進国に比べて急速に下がっていることが分かった」と伝えた。高学歴女性の労働市場への進出の拡大、高齢者の雇用継続、人工知能(AI)による雇用代替が重なり、若年層内の雇用競争が一段と激しくなったことが影響していると分析される。

韓国銀行の報告書によると、韓国の若年男性の経済活動参加率は2000年の89.9%から25年には82.3%に下がった。25歳以上の全年代と比較して、下落幅が最も大きい。一方、若年女性の経済活動参加率は同期間に52.4%から77.5%に上昇した。韓国全体の経済活動参加率も61.2%から64.5%に上昇している。また、同期間の経済協力開発機構(OECD)平均は93.2%から90.6%と小幅の下落にとどまっており、韓国の下落速度の速さが際立っている。

韓国銀行は、こうした変化の背景として「若年女性と高齢層の経済活動参加の拡大」「AIの拡散に伴う雇用の減少」を挙げている。とりわけ、高学歴女性の労働供給が増え、若年層同士の雇用をめぐる争いが激しくなったとしている。昨年の時点で、専門職と事務職では若年女性の就業者数が男性と同水準に達しているという。

若年男性の経済活動参加率の下落傾向が今後も続いた場合、中年・壮年男性の経済活動参加率の下落へとつながる可能性が高いことを、記事は問題点として指摘している。

また韓国銀行は、経済活動から離脱した若年男性の相当数が、求職活動もせず「休んでいる」状態であることに注目している。「非経済活動」状態にある若年男性を対象に調査したところ、「現在は休んでいる」と回答した人は25~29歳が4.8%、30~34歳が3.7%と、高い水準を記録した。「就職準備中」との回答はそれぞれ4.0%と2.0%だった。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「だったら、高学歴女性は自分より学歴の低い男性に職を奪われなきゃいけないのか?。そんな馬鹿な(笑)」「学歴があっても女という理由で自分より学歴の低い男の雇用を守れと?」「この記者は高学歴の女性は罪だとでも言いたいのか」「じゃあ男がもっと勉強を頑張ればいい(笑)」「社会全体が男ばかり甘やかすから、20代女性の自殺率が高いんだろう」「男女の対立をあおろうとしている。よくない記事だ」など、記事の内容が不適切だとするコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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