独シーメンス・モビリティ(Siemens Mobility)の技術を採用したベトナムの高速鉄道プロジェクトが着工した。中国メディアの観察者網が13日に伝えた。
記事は、ベトナムの現地メディアの報道として、「ベトナム初の地域横断高速鉄道であるハノイ-クアンニン高速鉄道が正式に着工した」と説明。「2028年末の完成を予定しており、全長は120.2キロ。ハノイ、バクニン、ハイフォン、クアンニンの四つの主要な省と都市を通過する。最高時速は350キロ。完成すれば、ハノイとクアンニン間の移動時間は現状の2時間以上から約23分にまで短縮される」などと伝えた。
また、「このプロジェクトは官民連携で進められ、ビングループ(Vingroup)傘下の子会社ビンスピード(VinSpeed)が開発を担う。最新世代の高速列車が採用され、信号・通信システムはドイツのシーメンス・モビリティが提供する。このプロジェクトはビンスピードが手掛ける二つ目の高速鉄道プロジェクトであるが、先行するプロジェクトはホーチミン市内の駅同士を結ぶもので、地域横断高速鉄道としては初だ」と紹介した。
記事は、シーメンス・モビリティCEOやベトナム当局から前向きなコメントが発せられたことを伝える一方、「南北で同時に2本の高速鉄道を着工し、ハノイに巨大スタジアム(収容人数13万5000人)を建設する大型プロジェクトも担うことは、ビングループにとって大きな負担となっており、やむを得ずベトナムで最も重要とされる将来路線、ハノイからホーチミンへ至る南北高速鉄道を一時的に断念せざるを得なかった」と指摘。同社が昨年12月25日に南北高速鉄道プロジェクトへの投資登録を撤回する文書を政府に提出したことに触れた。
そして、「ベトナムの高速鉄道構想は長年、日本、欧州、そして中国の間で揺れ動いてきたが、最終的にシーメンスに決定した。しかしビングループが『機を見て撤退』したことで、ベトナムの南北高速鉄道および独越間の技術協力の行方には依然として一定の不確実性が残されている」と論じ、中国にもまだ機会があるとの見方を示した。(翻訳・編集/北田)
PM Lê Minh Hưng has launched Việt Nam's first inter-regional high-speed railway, linking Hà Nội and Quảng Ninh, in a groundbreaking ceremony today.
— Việt Nam News (@VietnamNewsVNS) April 12, 2026
The $5.6b 120km line will cut travel time from over 2 hours to just 23 minutes, with trains reaching speeds of 350 km/h. pic.twitter.com/PLC2gH0dWw











