老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。
そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

今回は、2026年4月に増えた年金は、いつの支給日から反映されるかについてです。

■Q:2026年4月に増えた年金は、いつの支給日から反映されますか?
「年金が増えると聞きましたが、いつから増えるのでしょうか?」(匿名希望)

■A:2026年4月分から増額された年金が最初に反映されるのは、2026年6月15日の支給日です
日本の公的年金(国民年金・厚生年金)は、後払いの仕組みとなっています。原則として、偶数月の15日に前月分と前々月分の2カ月分がまとめて支払われます。15日が土日または祝日のときは、その直前の平日に支払われます。

そのため、2026年4月15日に支給される年金は、2月分と3月分です。この時点では、まだ2025年度の年金額が適用されています。

2026年度の新しい年金額は4月分から適用されるため、4月分と5月分がまとめて支払われる2026年6月15日の支給分から、増額後の金額が反映されます。

つまり、年金が増えたことを実際の振込額で確認できるのは、2026年6月15日が最初ということになります。

また、6月上旬ごろには、日本年金機構から「年金額改定通知書」や「年金振込通知書」が届きます。そこに、いくら増額されたのかや、6月からの振込額が記載されているため、あわせて確認しておくと安心です。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。
相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
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