プロレス界の“レジェンド”藤波辰爾が15日、都内でデビュー55周年記念イヤー第一弾大会「NEVER GIVE UP 2026 PHASE‐1」(22日、後楽園ホール)へ向けた記者会見を行った。

 藤波はメインイベントで「H.O.T」成田蓮と対戦を予定しており、会見も成田と同席での開催が告知されていた。

会見にはイスが2つ用意されたが藤波が登壇すると司会者から「成田蓮選手ですが、会見をボイコットする旨、通達がありまして本日は欠席となります」と発表された。

 まさかの事態に藤波は「これ…マジ?」と司会者に問いかけ「言葉が今、見つかりませんが、今の時代ってまったく我々の時代とは違う。俺らのころは、会見から始まり対戦…力と力でぶつかっていく時代を僕の場合は何十年過ごしていくなかで今の選手の行動はまったく読めない。これはドラディションというのか?藤波辰爾に対して彼がこういう態度を取るのか?」と怒りのドラゴンと化し「こういう態度で彼が来るんであれば、当日、彼に対して向き合えばいいのか?それなりの答えは出るでしょうけど…俺が一番嫌なことをされた」と憤りをさく裂した。

 成田は、対戦発表後に東京スポーツの独占取材に対し一貫して藤波戦への拒否を表明している。この発言を受け止めれば会見のボイコットも当然だろう。こうなると試合の実現も不透明になってくる。何らかの実力行使も必要になってくると思われるが藤波は「まったく今、頭にないです」と即答し「まさか試合そのものを…ウチはこうやって発表しているわけだから、本当にそれをやってしまったら彼自身のレスラーとしての品が問われる」と断じ、怒りで言葉をうわずらせ「彼自身が当日どうなるのか?出て来たら、俺のその時の自分がしばらくやったことのない、それなりの自分は態度に出る。俺は彼にくれてやるぐらいの覚悟でいきます。あまりに怒りが多い」と怒りの鉄拳で制裁することを予告した。

 今回の一戦は、藤波と長男のLEONAが新日本プロレスの3・6大田区での「旗揚げ記念日」で「H.O.T」と10人タッグで激突。ウルフアロンと初タッグを結成した試合だったがLEONAが高橋裕二郎に敗れ、藤波もSHOと成田から罵倒された。

この屈辱から藤波は「ドラディション」のリングで成田との一騎打ちを決断。息子のLEONAも裕二郎への報復に立ち上がった。

 LEONAは裕二郎と5・22で一騎打ちを行うが「他のカードは目に入らない」と成田に一点集中。最後に記者から成田へのメッセージを聞かれ「ここで怒鳴り散らしてけなしてもしょうがない」と応じたが、「当日、自分の目の前に現れることを…それしかない」と成田が試合をボイコットすることに不安をあらわ。予測不能な5・22後楽園になってきた。

 

 ◆5・22ドラディション全対戦カード

 ▼メインイベント スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負

 

藤波辰爾 VS 成田蓮

 ▼セミファイナル 45分1本勝負

LEONA VS 高橋裕二郎

 ▼第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負 

長井満也、小島聡 VS 船木誠勝、諏訪魔

 ▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負 

黒潮TOKYOジャパン、AKIRA VS ハヤブサ、MAZADA

 ▼第2試合 20分1本勝負

倉島信行 VS 関本大介

 ▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負 

竹村豪氏、三州ツバ吉 VS 鈴木敬喜、長井隆之介

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