体操の世界選手権(10月17日開幕、オランダ)代表2次選考会、愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)代表2次選考会を兼ねる全日本個人総合選手権は16日、高崎アリーナで開幕。

 16日は女子の予選が行われる。

昨年の世界選手権種目別のゆかで金メダルを獲得した杉原愛子(TRyAS)が、一歩リードしている。昨年、NHK杯を10年ぶりに制し、勢いに乗って世界選手権でメダルを奪取。今季は得意のゆかの演技構成に変更はないが、演技の質を向上させてきた。ただ、約2週間前に腰痛を発症し、不安を抱えており、楽観視はできない。

 2連覇を狙う岸里奈(戸田市SC)も、左足首などケガを抱えている。それでも「全日本で優勝できたというよりは、NHK杯で負けたことが印象に残っている。悔しさを今回にぶつけられたら」と強い思いで挑んでいく。今春、高校を卒業し、大学に進学。さらなる飛躍を目指しており、自分の演技を通せれば連覇が見えてくる。

 女王奪還に挑む宮田笙子(順大)は、昨年は連覇を逃すなどして代表を逃したが、大会を重ねながら仲間と切磋琢磨するなかで、競技への思いを強くした。「去年は自分の好きな体操を楽しんでやった1年。今年は代表に戻るという思いでやってきた。

変わったのは一番は思い」と話している。混戦模様の女子はスタートダッシュを決め流れに乗れるかがカギを握る。

 ◆世界選手権代表 男女ともに代表は5枠。男子は今大会の得点を持ち越して行われる5月のNHK杯での上位3人が選出される。得点の半分を持ち越す女子は上位4人が代表入りする。男子の2位まで、女子の3位までの選手は今秋の愛知・名古屋アジア大会の代表も兼ねる。残りの枠は、団体総合で貢献できる選手が選出される。

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