陸上の全国高校総体(インターハイ、7~8月、滋賀・彦根市平和堂HATOスタジアム)が暑さ対策のため、全競技を午後5時以降に主にナイター競技として開催する案が検討されていることが13日、分かった。薄暮からナイターで開催し、会期も現在の予定の5日間(7月30日~8月3日)から7日間(7月30日~8月5日)に2日延長される見込みだ。

 インターハイは高校生アスリートにとって大きな目標であり、晴れ舞台。昨年の大会では男子100メートルで石川・星稜の清水空跳(そらと、当時2年、現3年)がU18(18歳未満)世界最高記録の10秒00をマークし、女子800メートルでは日本記録保持者の東大阪大敬愛高の久保凛(当時3年、現積水化学)がこの種目で大会初の3連覇を果たした。

 今年も、文字通り「熱戦」が期待されている。将来有望な高校生アスリートが安全・安心に競技を行えるようにするために、主催者や地元の関係者は協議を重ねており、昼間に競技を行わず、競技開始時間を午後5時以降、終了時間を午後9~10時として薄暮からナイター開催とする案が浮上。時間に余裕を持たせるため、会期も従来の5日間から7日間に2日間延長する見込みだ。記録的な猛暑となった昨年は大会直前で日程や競技方式が変更されたが、今年は早い段階で日程などを確定し、発表する予定という。

 また、今年は8月5~9日に米国オレゴンでU20世界陸上が開催される。インターハイを目指すトップレベルの選手の中でも清水らU20世界陸上を狙える実力を持つ選手は、ほぼ同時期に開催される両大会の競技日程を考慮した上で出場種目の調整などが必要となりそうだ。

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