NHKの情報番組「あさイチ」(月~金曜前8:15)が14日に放送され、前日13日の放送でダウン症の書家・金澤翔子が引退したと伝えた内容について誤りがあったとして訂正し、謝罪した。番組内では、新たな作品制作は終了しているものの、展覧会やイベントでの活動は継続していると説明された。


 番組冒頭、司会の鈴木奈穂子アナウンサーが「きのうお伝えしました特集のなかで誤りがありました」と切り出し、「金澤翔子さんが書家を引退とお伝えしましたが、新たな作品の制作は終了しましたが、展覧会の開催やイベントでのパフォーマンスは行っており、作家活動は続けていらっしゃる」と訂正。「関係者の方々、ファンの皆様、大変失礼いたしました」と謝罪し、博多華丸・大吉とともに頭を下げた。

 問題となった13日の放送では、「障害のある人が大人になってから」をテーマにした特集内で金澤を紹介。大河ドラマ「平清盛」の題字や東京五輪のアートポスターなどを手掛けた実績に触れつつ、「去年、書家を引退しました」とナレーションとテロップで伝えていた。スタジオでは出演者から驚きの声が上がり、博多大吉も「きっぱり引退されたんだという驚きはある」とコメントしていた。

 この放送を受け、13日夜に金澤の公式インスタグラムが更新され、「金澤翔子が引退したとの誤った内容が放送されました」と指摘。「現在は新たな作品制作は終了しましたが、展覧会の開催やイベント等での揮毫パフォーマンスは従来通り継続して作家活動を行っています」と、引退を否定した。

 さらに番組側も公式サイトで「『金澤翔子さんが書家を引退』とお伝えしましたが誤りがありました」と掲載。「新たな作品の制作はやめられましたが、展覧会の開催やイベントでの揮毫パフォーマンスは続けられており、作家活動は継続されています」と説明し、改めて謝罪した。
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