華やかなイメージの裏で、その背景には個々の選択や葛藤が存在しています。
今回は、地下アイドル時代のブラックな環境や炎上騒動を経て一度芸能界から離れた後、「絶対にやらない」と決めていたセクシー女優の道を選んだ逢沢みゆさんに話を聞きました。
オーディションを受けまくった小学生時代
――逢沢さんは、もともとアイドルとして活動していたんですよね。アイドルに憧れていたんですか?逢沢みゆ(以下 逢沢):はい、小学校1年生くらいのときに放送していた、アイドルのアニメが好きだったんです。
それがきっかけで、小学校3、4年生くらいのときには友達とオーディション雑誌を見て、いろいろなオーディションに参加しまくっていました。
――それで合格して、アイドルに。
逢沢:最初は友達が合格したんですけど、親に反対されたのかな、辞退しちゃって。
「じゃあ、私も合格できるかも」って同じグループのオーディションを受けたら、本当に合格できたんです。12歳のときですね。
――ご両親の反応は?
逢沢:喜んでくれましたよ。実は、私のおばさんがけっこう活躍したアイドルだったんです。それもあって、実は両親、とくに父親は私をもともと芸能界に入れたかったらしくて。
ただ、父親はけっこうドライなので、そういう話は全然してくれなかったんですけど(笑)。やりたいことを勝手にやっていたら、自然とアイドルになれたって感じです。
憧れのアイドルの世界は超絶ブラック
逢沢:それが、けっこうブラックというか……。真夜中までレッスンで家に帰れなくて、翌朝そのまま学校に行くとか、今では問題になりそうな環境でしたね。お給料もありませんでしたし。
――え、ヤバいじゃないですか。
逢沢:アイドルって言っても、メジャーじゃない地下アイドルグループのひとつって感じでしたから。お給料のぶん、グループのプロモーションにお金を回してくれていたので、テレビ出演とかにはつながっていたんですけどね。
テレビへの出演や大きな会場でのライブは楽しかったですけど、ずっと「早く辞めたい」って思っていました。
彼氏との画像が流出して大炎上
逢沢:よくご存じですね(笑)。高1のときに、彼氏とのツーショット画像が流出しちゃったんです。
アップしたのはSNSのプライベートアカウントで、もちろん鍵はかけていたんですけど、たぶんファンの方が友達のふりをしてフォロー申請してきて、うっかりOKしちゃったのかな……。
で、画像が流出して大問題になりました。
今なら鍵アカウントでもそういう画像をアップする危険性はわかるんですが、まだ若かったのでアップして友達に見てもらいたかったんですよね。
――でも炎上後も、アイドル活動は続けていますよね。
逢沢:というか、クビにもしてくれなくて。私はそんな状態でファンの方の前に出たくないから「辞めたい」と伝えたんですけどね。
契約の問題もあって「謝罪文を書いて、もう1回やり直す」って形になりました。
ファンの方も目に見えて減りましたし、精神的にツラかったですけど、逆に「こんなことがあっても続けるなんて、勇気づけられた」って言ってくれる方もいたのは救われましたね。
――その後、グループ全員卒業という形でアイドル活動を終了。いろいろ、大変な思いをなさっていますね。
逢沢:今思えばですけど、いい思い出……かもしれませんね。メンタルはめちゃくちゃ鍛えられましたし、こんな経験はしようと思ってもできませんから。本当に「今思えば」ですけど(笑)。
保育士になっても捨てきれなかった夢
逢沢:専門学校に通って、保育士の資格を取りました。もともと、アイドル以外に保育士にもなりたかったので。それで2年間、実際に働いたんですけど……。
――その後、セクシー女優デビューを決めたと。その理由をお聞きしたいんですが。
逢沢:子どもは大好きですし、保育士のお仕事自体は好きだったんです。やりがいもありましたし。
でも、朝から晩まで働いて、家にも仕事を持ち帰って、ずっと仕事のことを考えて……と、大変なわりにお給料が安すぎて。
ひとり暮らしするのも厳しくて、この生活がいつまで続くのかと考えたら、精神的にキツくなってしまったんです。
――保育士さんはお給料が安い、とは聞きますね。
逢沢:あとは、アイドルを始めたのが早かったのであまり意識していなかったんですけど、よく考えたら「私、まだ若いな」って思って。
引退したときは「アイドルに未練はない」と言っていましたが、でもやっぱり「スキャンダルがなければ続けていたかった」って気持ちもあったんです。
そんなときに「復帰しない?」と声をかけられて。
――復帰を決めた、と。でもアイドルではなく、セクシー女優を選んだのはなぜですか?
逢沢:一度スキャンダルを起こしているので、もうアイドルは難しいって断ったんです。
そのときは「いやいや、ありえないです!」と断りました。絶対にやらないって決めていましたし、家族にも「セクシー女優だけはやるな」と言われていたので。
母親を説得してセクシー女優デビュー
逢沢:やっぱり人前に出ることに未練があって、アダルト業界についても調べてみたんです。そうしたら少しずつ興味がわいてきて「やってみよう」という気持ちが固まりました。
それで、まずはお母さんを説得したんです。誰か味方になってくれる人がほしくて。でも「絶対ダメ!」って反対されました。
――まあ、反対するのは当然と言えば当然ですよね。
逢沢:でも、私の決意やどういう思いで始めるか、を一生懸命伝えて説得したら「そこまで言うなら」って了承してくれました。今では一番応援してくれる存在になっています。
――お母さんはOKしてくれたとして、お父さんはどうなんですか?
逢沢:お父さんには内緒で始めました。でも今はもうお父さんも知っていて……すごく怒っていますね。
――あれ、もしかしてバレてからお父さんと直接話していないんですか?
逢沢:実はそうなんです。お父さんから直接怒られたわけでもないのに、自分から話に行くのも変だよなって思って。とりあえず、様子見かなって感じになっちゃってます。
すぐに理解してもらうのも難しいですし、いつかわかってくれればいいかな、と。
露出が多い衣装が嫌だったアイドル時代と今
――セクシー女優としての活動はいかがですか?逢沢:「有名になりたい」という、漠然とした気持ちがスタートでしたが、さまざまな作品に出演するようになって、その面白さにすっかり夢中になりました。だから今は、楽しく毎日充実した活動ができています。
――それはなによりですね。
逢沢:ただ、同時に自分がイメージしていたより、すごく厳しい世界だな、とも実感しています。人気がなくなれば、すぐに居場所がなくなるし。
今はセクシー女優になりたい子も多くて、しかもかわいい子がどんどんデビューする、でも生き残れない女の子も多いですよね。
――業界で生き残るだけじゃなく、セクシー女優になること自体もハードルが上がっていますね。
逢沢:だからこそ、私はセクシー女優として名前を残せるような活動がしたい、と考えています。この業界ではインフルエンサーとか歌手とかいろいろな活動ができて、もちろんそういう形で活躍するのもスゴイことです。
でも私はそちらではなく、あくまでも「セクシー女優」として、作品に出演して皆さんの印象に残るような活動をしたいですね。
――素晴らしい決意だと思います。
逢沢:アイドル時代は、露出が多い衣装があると「こんなの着たくない」って泣いていた自分が、まさかセクシー女優になるなんて、今考えても不思議ですけど(笑)。
でも今は、セクシー女優の逢沢みゆを応援してくれるファンの方も増えました。これからも、業界に爪痕を残せるように頑張りたいと思います!
<取材・文/蒼樹リュウスケ 写真/杉原洋平>
【蒼樹リュウスケ】
単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター
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