将棋の藤井聡太六冠=竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将=が20日、東京・渋谷区の将棋会館で行われた「第53回将棋大賞表彰式・昇段者免状授与式」に出席した。

 6年連続6回目の最優秀棋士賞受賞。

2016年12月にデビューし、棋士10年目の現在地を「将棋の難しさを身をもって実感したところになるんじゃないかなという風に思う」と分析する。「棋士になった当初は時間を使って考えると完璧な将棋が指せるかなという気持ちがあったけど、最近だと時間を使って考えてもなかなかわからないということも非常に多いのかなという風に思います」と変化を明かした。

 自らの経験から「わからないことは決して良いことではないけれど、ポジティブに捉えると将棋の難しさが少しわかってきたことでもあるのかなと思っている」と前向き。今後に向けては「将棋の難しさを感じて、またそれに対してしっかり向き合っていけるように取り組んでいきたい」と意気込んだ。

 東京将棋記者会に加盟する各社の将棋担当記者による投票により決定。六冠を防衛したこと、タイトル戦以外の4棋戦のうち3つで優勝したことなどの理由で、満場一致だった。

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