◆京滋大学野球春季リーグ戦 ▽第3節2回戦 佛教大3―1びわこ成蹊スポーツ大(20日・カローラ滋賀はちまんスタジアム)

 第3節2回戦が行われた。6季連続優勝を目指す佛教大はびわこ成蹊スポーツ大に勝利。

1勝1敗で3回戦に臨む。リーグ戦初登板の高橋龍史(3年=三重・海星)が6回を2安打無失点の好投で勝利を呼び込んだ。

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 負ければ勝ち点を落とす重要な試合、國友健一監督(40)が先発マウンドに送ったのは、リーグ戦登板がない高橋だった。

 「緊張させないように“予告先発”はせずに、今朝伝えました」と國友監督。高橋は「みんなから言われて(先発という)予感もありました。プレッシャーもあったけれどゾーンに投げてカウントを取ろうと思った」と黙々と腕を振り、6回2安打無失点で初白星だ。

 投げられない日々を力に変えた。入学直後の5月、右肘のトミー・ジョン手術を受けた。リハビリのため昨年10月まではボールを投げることもできず、黙々とトレーニングをこなした。

 手術後は最速も3キロ増の146キロにアップ。「(不安なしに)思い切り投げることができたのが良かった」。この日はフォーク、カーブを交えて、淡々と打ち取った。

 佛教大は最速152キロのエース・野村亮輔(4年=綾羽)を擁しリーグ5連覇中だが、19日の1回戦で野村が先発も6回6失点で黒星を喫していた。負ければ優勝争いから一歩後退となる苦しい展開で現れた新星。異なるタイプを擁する強力投手陣に頼もしいピースが加わった。

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