◆JERAセ・リーグ ヤクルト―巨人(19日・神宮)

 ヤクルト―巨人戦が行われている神宮に隣接するMUFGスタジアム(国立競技場)では「Mrs.GREEN APPLE」のライブが開催されており、花火による演出で2日続けて試合が一時中断した。

 午後8時23分。

MUFG国立からド派手な花火が打ち上がると、7回2死一塁の場面で試合がストップした。再開後、3番・古賀の打球を遊撃・泉口が失策。一、二塁のチャンスとなり、前夜に続く追い風となる期待がかかったが、4番・オスナは三ゴロに倒れて追加点はならなかった。

 ヤクルトが2点リードで逃げ切ろうとしていた9回2死一塁、ダルベックの打席でも花火のため再び中断。クローザーのキハダは四球を与え、2死一、二塁と本塁打で逆転のピンチを作ったが、最後はキャベッジを三振に仕留めて試合を締めた。

 前日18日の試合では、1点を追う9回に丸山和の適時二塁打で3―3に追い付くと、1死後、1番・長岡が打席に入る直前に花火が大噴射。試合が中断したが、長岡は「(自分のことを)お祝いしてくれてるのかなと思って打席に立ちました」と集中力を切らすことはなかった。丸山和の三盗で1死三塁となると、最後は中前へ自身4度目となるサヨナラ打。巨人の守護神・マルティネスを攻略して劇的な勝利を収めた。9回先頭で右翼線二塁打をマークした19歳の田中は「(ミセスのことが)めっちゃ好きで、ライブも行きたいなと思ったんですけど、試合があったので。ミセスの力もあったのかなと。(花火は)めちゃくちゃ見てました(笑)」と初々しい笑顔を見せていた。

 一夜明けたこの日、池山監督も「(花火が上がって)これは何かあるんちゃうか? と(思った)」と話していたものの、9回のピンチの場面でも花火があがったことには「相手に(流れが)転ぶ時もあるんで、その辺はちょっとタイミング悪いなと思いながら、今日は向こうの攻撃だったので。昨日はこっちの攻撃だったけど、嫌な感じで、今日は見てました」と振り返っていた。

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