◆米大リーグ Rソックス1×―0タイガース=延長10回=(17日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックス・吉田正尚外野手(32)が17日(日本時間18日)、本拠地・タイガース戦のスタメンを外れたが、延長10回1死一、三塁のチャンスで代打で出場し、サヨナラ打を放った。

 両チームとも得点を奪えずに0―0のまま迎えた延長10回1死一、三塁。

吉田はダービンの代打で打席に立った。タイガースは内野に5人を置くシフトを敷いたが、強くたたきつけて大きくはねた打球は、内野手の頭を越え、2人しか守っていない外野へ転々と転がり、本来は右翼手が守る位置への適時打となり、試合を決めた。

 メジャー初のサヨナラ打。試合後、現地放送のインタビューに応じた吉田は「もう1点を取るだけだったので、なんとかバットに当てて、ことを起こしたかった。試合にいつでも行けるようにしっかり心拍数を上げていました」と興奮気味に振り返った。

 コーラ監督は「彼はまさに、プロフェッショナルだ。こういう状況で、選手が試合に出たいと思う気持ちは私もよく分かる。正直に言って、マサは日本で最高の打者の一人だ。だからこそ、我々は彼をここに呼んだ。彼は少しケガもあったが、今のこのロースターで勝つためには、こういう戦い方をしなければならない。その力を最大化させている」と吉田とチームの戦いぶりを称賛した。

 続けて「しかし、これは簡単なことではない。

(ベンチスタートが多く)彼も、これからどうなるんだと自問することもあるだろう。それでも彼は準備を怠らない。最高のチームメートだ。守備の練習をし、走塁練習をし、準備を整えている。今シーズン、その姿勢が我々に良い結果をもたらしている」と日々の姿勢を紹介し、再び称賛した。

 タイガース、ヤンキースと昨季ポストシーズンに進出した強敵を相手にする本拠地での7連戦初戦を制し、吉田は「ホームでこういう勢いのあるゲームをできたので、このシリーズ、けっこうタフなシリーズ続くので、しっかり初戦を取れてよかったです」とうなずいていた。

 吉田はスタメンを外れる試合も多いが、出場した試合は6試合連続安打。打率は3割1分にまで上がった。

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