阪神―中日戦(甲子園)で原球審がヘルメットを着用する姿があった。責任審判を務めた福家審判員が、NPB(日本野球機構)からヘルメットの着用についての指示があったことを説明した。
「NPBから指示がありまして、ヘルメットを安全のために速やかに着用しましょうということで、そのように伝え受けたので実行させていただいているということです」
16日のヤクルト―DeNA戦(神宮)で川上拓斗審判員の側頭部に、バッターのスイング時に手から離れたバットが直撃した事案を受けてのもの。これまで着用するかどうかは各自で選択していたが、「今年からヘルメットをメーカーさんに作っていただいて、それを着用して、サンプルの状態だったんですね。今後、普及していく感じだったんですけど、それが、ああいう事故というか、そういうことがあったから、もう速やかにメーカー問わず着用しましょう、ということが伝えられた、指示がありましたので、そのように実行しました」とし、この日の早朝会議で決まったという。
川上審判員は側頭部を負傷して医療機関に搬送され、緊急手術を受けた。頭部への危険性が審判員の間で共有されていたかについて、福家審判員は「そこまでは想定していなかったのが事実かもしれませんが、ファウルチップで脳しんとうはものすごく気を使っていたんですが、実際にバットがああいうふうに丸ごと飛んでくることは想定していませんでした。折れたバットは海外でもいろいろ目にすることはあったんですが」とした。
「今回みたいなことはなかなか思い描くことは難しかったんじゃないかと思うんですけど…。誰が悪いとかこれが悪いとかではなくて、今回みたいなことが今後ないようにするには、我々が身を守ることはヘルメットをかぶるということです」。事故防止のためにも、ヘルメットを着用していく。










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