◆明治安田J2・J3百年構想リーグ 第11節 藤枝1-0甲府(18日・JITリサイクルインクスタジアム)

 J2藤枝はアウェー甲府戦を1―0で制し、連勝を飾った。GK栗栖汰志(19)が、Jデビューから6試合目で初のクリーンシートを達成した。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、整列した仲間と笑顔でハイタッチを交わした。1―0の後半34分には、相手セットプレーからの右クロスに両手で飛びつきキャッチ。持ち味のクロス対応で存在感を示した。「状況に応じてチャレンジしていこうという気持ちがある。自分のストロングポイントを出せました」と充実の表情を浮かべた。

 正守護神のGK北村海チディ(25)の負傷により、3月14日の大宮戦でJデビュー。以降6試合連続でゴールマウスを守ってきた。デビュー戦で勝利は挙げたものの、無失点はなかっただけに「やっとクリーンシートができて、ほっとした気持ちとうれしさがあります」と白い歯を見せた。毎試合スタンドで見守る両親の思いにしっかりと応えた。「LINEはくれるんですが、意外と直接は言ってこないので、自分から聞いてみようかな」と目尻を下げた。

 元日本代表DFの槙野智章監督は「練習後も最後まで残り、FW陣のシュート練習を受けている。どうすれば良くなるかをスタッフに聞く力、行動力、吸収力が素晴らしい。

このまま起用を続ければ年代別代表も見えてくる。藤枝だけでなく、日の丸を背負う姿を期待している」と高く評価した。

 次節25日は、自身がJ初出場初勝利を挙げた大宮。「チームのみんなに支えられてのクリーンシートだと思っています。まだ自分が勝たせたというゲームはないと思っているので、まずしっかり上位相手に勝つことを第一に自分が勝利につながるプレーをしていきたい」と気を引き締めた。(伊藤 明日香)

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