サッカー日本代表の森保一監督が17日、元J1広島総監督で恩師の今西和男さんが16日未明、肺炎のため85歳で亡くなったことに思いをはせ、涙ながらに心境を語った。この日は都内で、サッカー外交推進議員連盟、障がい者サッカーを応援する国会議員連盟の合同総会に出席した。

 森保監督は「この場にいられることも本当にありがたいことですが、今葬儀をやっているので、葬儀の場に自分がいたいという気持ちでいる」と神妙な面持ち語った。「18歳で高校を卒業して広島に行って、全てが半人前の私でしたが、サッカー選手としても、人としても、いろんなことを教えていただいた。その学びがあり、今、指導者として、こうやってサッカー界で生きていけることにつながっている。今西さんは“広島の父”だという気持ちでいつも思っていたし、今西さんもそうやって接してくださった、それくらいの人。体調を崩されていると言っていたので、亡くなる前に会いたかった。今も駆けつけたい気持ちでいる」と続け、涙を見せた。

 昨年、J1広島の試合を視察した際に今西さんと対面したとし、そのほかに対談などでも「お前らしく頑張れ」と常に声をかけてもらったという。「私が今、監督として実践していることは、今西さんが教えてくださったことがベースになっている。今西さんのことを思いながら、W杯に向けても自分らしく学ばせていただいたことを胸に頑張りたい」と天国へ誓った。指揮官は「明日(18日)、広島で(今西さん宅に伺って)会えると思いますので、そこでいろいろなごあいさつをしたいと思います」と述べた。

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