◆米女子ゴルフツアー 全米女子オープン日本予選(20日、房総CC房総ゴルフ場=東コース・6411ヤード、西コース・6397ヤード、ともにパー72)

 2ラウンドで争われ、高橋彩華(さやか、サーフビバレッジ)が4アンダーの3位で通過し、6年ぶり2度目の全米女子オープンの出場権を獲得した。前日19日にKKT杯バンテリンレディスで通算4勝目を挙げた熊本から帰京。

5日間で108ホールを回る強行日程を戦い抜くタフネスぶりを発揮し、本大会(6月4~7日、米カリフォルニア州・リビエラCC)の切符をつかんだ。

 「いま目をつむったら寝られるよ…」。最終18番で6メートルのバーディーパットを沈めた高橋は、疲れ果てた表情でつぶやいた。前週16日のプロアマ戦から5日間で計108ホールを戦い抜き、6年ぶりの夢切符。「めっちゃしんどい。人生初の36ホールで足がヤバい、棒みたい。ふくらはぎがピクピク」と苦笑した。

 心身の疲労はピークに達し「球に全然、力が込もらなかったけど、割り切った」。ドライバーのキャリーは約15ヤード、アイアンは1番手ほど飛距離が落ちたが「横ぶれはなかった」とショット精度は健在だ。後半7番で12メートルをねじ込むなどパットも好調。36ホールでわずか2ボギーと安定し、3位で通過した。

 出場権は5月25日時点の世界ランク75位以内に付与される。

75位の高橋は前週の優勝で圏内に浮上見込みだが「予選会に出ずに出場できなかったら悔いが残る」と出場を決めた。19日に今季2勝目を挙げた後、熊本空港で名物の馬肉カレーと馬すじ肉うどんを完食。飛行機は1時間半ほど遅れ、午後9時頃に羽田空港に帰京した後、千葉県の自宅に帰宅し、「気絶してた」と午後10時半に就寝。この日は早朝3時半起きの過密日程に負けず、戦い切った。

 全米女子は初出場で11位となった20年以来、6年ぶり2度目。高橋は「毎日、ハンバーガーとステーキを食べたい」とおどけながら、「まずは予選通過を目指す。前回の成績を超えたい」とトップ10入りの野望を口にした。

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