韓国・釜山を訪れた中国人観光客の女性が現地の宿泊施設で日本人男性から嫌がらせを受けたと主張している。中国や韓国の複数のメディアが報じている。
当事者の女性によると、女性はアーティストのライブのため韓国を訪れ、ユースホテルに宿泊していた。15日午前5時ごろに目を覚ますと、男性が自身の体に触れるなどしており、侮辱的な言葉をかけられた上に、制止したにもかかわらず女性の体やベッド、荷物などに小便をかけたという。
女性が撮影したとみられる写真や動画では、フローリングの床やベッド、薄紫色のスーツケースが濡れている様子や、当事者とみられる男性が床に正座して口元に手を当てている様子などが確認できる。
女性によると、通報後に駆け付けた警察官は「非常に消極的」で、「被害の訴えを受理せず和解を勧めた」という。女性は「現場には物証があり、相手の男性も過ちを認めていたにもかかわらず、警察は証拠の保存や調書の作成を行わず、男性を拘束することもしなかった。その結果、男性はそのまま出国して日本に戻ってしまった」としている。
一方、韓国・中央日報などによると、韓国警察は「警察官はすぐに出動し、当事者らを分離し、現場状況の確認と聞き取り、防犯カメラ映像などの資料確保を行った」とし、「現場で宿泊業者と女性から被害の訴えがあり、補償に関する質問に対して一般的な民事・刑事手続きについて案内した。個人的に和解を勧めた事実はない」と説明している。
双方の認識に違いがあった可能性もあるが、いずれにせよ韓国警察の対応に不信感を抱いた女性は現地の中国総領事館に助けを求め、SNSに写真等をアップして支援と関心を集めようとした。
女性はその後、「本件について進展があった」とし、「韓国警察は当初、男性が再び韓国に入国した後でなければ処罰できないと話していたが、警察はすでに男性に対して2日以内に韓国に戻り、対面で謝罪し賠償を行うよう明確に求めている」と明かした。
女性は「男性の言葉による侮辱や、その後の逃亡に関する法的責任を追及する」と強調したほか、「中国領事館の介入、国際世論の注目と圧力があったことで、韓国警察は初期対応の不備について謝罪し、関係者への内部調査を行うことを約束した。警察はすでに捜査姿勢を全面的に改め、事件処理に積極的に協力している」としている。











