◆京滋大学野球春季リーグ戦 ▽第3節2回戦 花園大6―2京都先端科学大(20日・カローラ滋賀はちまんスタジアム)

 第3節2回戦が行われ、花園大が京都先端科学大に連勝。4戦全勝、勝ち点2で首位に立った。

4番・一塁の佐伯侑哉(3年=広島商)がリーグ戦初本塁打を含む3安打3打点の活躍で勝利に貢献した。

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 眠れる主砲がようやく目覚めた。花園大・佐伯が爆発した。初回1死一、二塁の先制機に右越えへ先制二塁打。気をよくしたのか3回には中前安打を放つと、5回無死一塁での第3打席では右中間へ運ぶ2ラン。「芯でとらえることができた。ライトが追っていたので捕られるかなと思ったけれど、入ってくれて良かった。右方向への打球は自信があります」。大学では9本目、リーグ戦初アーチに笑顔がこぼれた。

 176センチ、88キロの恵まれた体格からのパワフルな打撃を見込まれ、今春のオープン戦から4番に抜てきも、リーグ戦では3戦で9打数無安打、打点は犠飛で挙げた1点と苦しんだ。「プレッシャーはありました。でも思い切りやろうと、気持ちで打ちました。

(初回に)1本出て良かったです」と話した。

 広島商では3年夏の決勝で広陵に敗れ、甲子園出場はならなかったが、観戦していた奥本保昭監督(65)の誘いで花園大に進学した。1998年夏の甲子園で京都成章を準優勝に導いた指揮官は「決勝でも2本ヒットを打っていた」と述懐。広島商から花園大へ進学する初の選手となった。

 「久しぶりの右の大砲だから期待している」。指揮官の思いに応えた佐伯は背番号25を背負う。憧れのブルージェイズの岡本和真が巨人時代につけていた番号を迷わず選んだ。「バッティングフォームをまねしましたし、タイミングの取り方やバットの出し方を参考にしています」

 チームは4連勝で勝ち点2として首位に立った。リーグでは佛教大が5連覇中だ。6季ぶりのV奪回を目指して、佐伯がバットで勝利を呼び込む。

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