投資家の慎重スタンスが継続する流れ。
業種別では、医薬の下げが目立つ。無錫薬明康徳新薬開発(603259/SH)がストップ(10.0%)安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.6%安、人福医薬集団(600079/SH)と健康元薬業集団(600380/SH)がそろって3.4%安で引けた。
ハイテク株も安い。液晶パネルメーカーの南京中電熊猫信息産業集団(600775/SH)が6.9%、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が4.6%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が4.5%、フィンテック大手の恒生電子(600570/SH)が3.6%ずつ下落した。
半面、素材株はしっかり。非鉄の洛陽モリブデン(603993/SH)が4.1%、レアアースの中国北方稀土(600111/SH)が3.7%、鉄鋼の宝山鋼鉄(600019/SH)が2.1%、化学品の万華化学集団(600309/SH)が1.4%ずつ上昇した。産金株、エネルギー株、公益株、銀行株の一角も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.36ポイント(0.14%)高の264.20ポイント、深センB株指数が3.46ポイント(0.32%)安の1069.19ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)