深セン僑報によると、9月29日から10月5日までの秋の連休を目前に、広東省では温泉旅行の人気が高まっている。

関連写真:そのほかの中国の温泉に関する写真

 温泉旅行は手軽なレジャーとして注目されており、行く先はほとんどが省内だ。
広東省内の温泉地では、ホテルの宿泊料金も急上昇しているという。旅行会社各社は秋のシーズンを前に、温泉団体旅行の商品を充実させた。

 一方、海外旅行は人気が低迷している。航空会社が燃料代高騰に伴い燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を設けたのが大きな原因で、新しく始まった台湾への団体旅行も、参加のための制限が多いために、人気がないという。

 国内旅行では、北京市や山東省青島市への旅行も注目を集めている。五輪関連施設巡りに人気があり、青島市の場合にはビール祭りが開催されることも、秋の行楽シーズンでは好材料になっているという。

 写真は広州市郊外のの娯楽施設、仏岡森波拉度假森林(仏岡森波拉レジャーの森)内の露天温泉。中国の露天温泉は、温水プールと同様に水着着用の施設がほとんどだが、広東省では全裸で入浴する施設への人気が高まっている。背景には、都市部住民の自然回帰指向があるとされている。(編集担当:如月隼人)

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