第2回ワールド・ベースボール・クラシックWBC)は24日、当地のドジャースタジアムで決勝を行い、日本が韓国を延長戦の末5-3で破り、2大会連続で世界一の栄冠をつかんだ。

 延長10回、イチロー(シアトル・マリナーズ)の4安打目となるセンター前への2点タイムリーヒットがこの試合決勝打となったことを受け、韓国ブロガーのキム・チュ二シは「5回にわたった日本との勝負で、この試合に一番運がなかった。
その理由は、MLB8年連続200安打記録の保有者であるイチローと正面から向き合ったからだろう。今日だけは6打数4安打とおびただしいヒットを放った彼だったが、一番印象に残った打席はやはり10回だった」と試合を振り返った。

 また、韓国のブログでは準優勝をおさめた代表チームの健闘をたたえる声が多数を占めた。スポーツ朝鮮客員記者、ソウル新聞ナウニュース通信員のパク・ジョンウ氏は自身のブログで「韓国野球は偉大な挑戦をした。有終の美をおさめることができなかったが、選手たちもよく頑張ったと思う。この姿を4月から開幕するプロ野球でも期待したい。すべての選手が誇らしい」と述べた。

 日本と韓国は今大会5度目の対決。日本が3勝2敗と勝ち越し、韓国の初優勝を阻んだ。次回のWBCは2013年に予定されている。(編集担当:李信恵・山口幸治)

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