「非主流」は欧米で発生したパンク文化に遡る。パンク文化は一種のアンダーグランド文化で、抑圧や現実への不満を訴え、現状の変化を訴えた。そして音楽やファッションに現れるようになり、過激で暗いイメージがまとわり付いているが、若者特有の若さや想像力、創造力、エネルギーに富む伝統に縛られない文化であり、こういう意味から、「非主流」文化の創造思想と精神の源とも言える。
表面に表れる「非主流」の若者に流行する「非主流」文化は、いったいどんな面に現れているのだろうか。
1.「火星文字」
「非主流」の若者たちがネットで交流するときの「専用文字」のこと。意味の分からない漢字や符号ばかりで、一般の人には理解し難い。火星などで使われている文字のようだということから、「火星文翻訳ソフト」まで出ている。
2.自分で自分を撮影することが好き
口を尖らせて髪で顔の一部を覆い、Vサインをして目を少し覆って自分でシャッターを押す。その後はパソコンで目を大きして肌を真っ青に変え、頬に目立つチークを施して、典型的な「非主流」の写真が出来上がる。
3.ルーズソックスの女子学生、鳥の巣のようなパーマの男子学生。
4.メッセンジャーの空間を色鮮やかに飾り、ハンドルネームも頻繁に変える。
5.髪は虹のように染め、服装はクリスマスツリーのような鮮やか。
6.かわいらしい効果を追求するため足先を内側に向けて歩く。
7.わけもわからず落ち込む。(つづく)
写真は中国の典型的な「非主流」の写真。
※この記事は、「中国網(チャイナネット)日本語版」による提供です。中国網は中国国務院新聞弁公室の指導を受けて、中国互聯網新聞中心が各国語で運営する、中国政府による中国情報ポータルサイトです。URL : http://japanese.china.org.cn/
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