中国雲南省の昆明市公安局(警察)はこのほど連続して、2件の違法薬物絡みの犯罪で容疑者を摘発した。中国新聞社が報じた。


 写真は、身柄を拘束された容疑者と、同時に押収した覚醒剤(かくせいざい)のメタンフェタミン18.3キログラムなど。右側には現金も見える。

 メタンフェタミンは中国で「氷毒」と呼ばれ、違法な製造・売買が横行している。6日に刑を執行された日本人の赤野光信死刑囚も、メタンフェタミン2.5キログラムを持ち出そうとして、遼寧省大連市の空港で身柄を拘束された。(編集担当:如月隼人)

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