香港映画界の代表女優として、1980年代から90年代にかけて多数の作品に出演してきた関之琳(ロザムンド・クァン)。2008年頃から引退の意思を示してきたが、先日ついに引退宣言。
「もう新作には出演しません」と思いを語った。

 現在47歳のロザムンドは、“電眼美女(目力美女)”と呼ばれる、大きな眼が印象的な正統派美女。劉徳華(アンディ・ラウ)とは10作以上の共演作があり、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ(黄飛鴻)』シリーズでヒロインの十三姨を演じるなどのキャリアを持っている。デビューから約30年の間に、100本以上の映画作品に出演してきた人気女優として知られる。だが、04年の『愛さずにいられない(原題:做頭)』出演後は、女優活動を減らしていたロザムンド。近年はCMやチャリティ活動で時々顔を見かける程度で、不動産投資に力を入れていたという。

 6月20日の北京のチャリティイベントに出席した際に、「女優活動は疲れました。過去の美しいイメージを残すことができたら、それで満足」と語り、今後は静かな生活を送るという決意を明かした。イベントで約3000万円を寄付したロザムンドの総資産は“60億円を超えている”と伝えられており、今後は悠々自適にリッチな生活を楽しむそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)

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