吐き気や腹痛、発熱の症状が出た。宿泊客120人が三亜市人民医院(病院)や解放軍425医院に運ばれ治療を受けた。
集団食中毒の疑いがあるとされる。宿泊客のひとりは、一緒にとまっていた友人の症状がひどいと述べ、「朝食に出された卵料理が原因」との見方を示した。
三亜市食品薬品監督管理局の陳維傑副局長は、「今のところ、患者の症状は比較的軽い。重体患者および死者は出ていない」と説明。症状の出ていない宿泊客も検査して発病を未然に防ぐ考えという。
三亜市衛生局の鄒宝倉副局長は、病院で治療を受けている120人のうち、外国人はロシア人の4人と日本人の2人と説明。「いずれも、症状は重くない」という。