テレビ局「TVBS」は放送やウェブニュースで、「巨匠・宮崎駿監督のアニメ『魔女の宅急便』を、人が演じて映画になる!」と報道し、キキ役は小芝風花に決まったとした。「公開された撮影風景の写真で小芝は、黒いワンピース姿でほうきを持っている。頭に赤いリボンこそ付いていないが、アニメに出てきたキキそのもの! 来春日本での上映が予定されている」という情報を伝えた。
TVBSによると、「89年の『魔女の宅急便』アニメ公開時の台湾での興行収入は12億台湾ドルを突破し、ビデオ・DVDの合計販売数は200万本を超えた」とのこと。台湾にもファンが多いことを示している。続いて『一休さん』、『ガッチャマン』、『宇宙戦艦ヤマト』など、日本ではアニメ作品の実写化が続いていることも紹介。「来年は実写版『魔女の宅急便』のヒットが期待できそうだ」と、締めくくった。
本作は香川県・小豆島ほかで撮影が行われており、7月末のクランクアップを予定。小芝の共演者として尾野真千子、山本浩司らがキャスティングされており、アニメと比較されることもあるだろう。現時点では台湾上映については発表されていないが、メディアやファンの注目度から公開は確実視されそうだ。