中国メディア・今日頭条は3日、「93%の日本人が中国を嫌っている? 中国人が日本の街頭でハグを求めたらどうなるか」とする記事を掲載した。

 記事は、以前日本の男性が中国大陸の各都市や台湾、香港の街頭で通りすがりの人にハグを求めるパフォーマンスを行い、日中友好の成果が得られたと説明。
そこで今度はある中国人男性が日本の街頭で同じような実験をしたと紹介した。

 紹介された動画では、「私は中国人です。中国では多くの人が日本人は中国人のことが嫌いであると思ってます。でも私はそう思っていません」、「私はあなたを信じます。あなたは私を信じてくれますか? もしそうならハグを」と書かれた2枚のボードをバックに、目隠しをした男性が通行人にハグを求めて立っている。

 最初は、足を止めて見る人はいるものの、なかなか男性と抱擁を交わす市民は現れない。しかし、しばらくすると小さな男の子が歩み寄って男性の腰に手を回した。すると、男性女性を問わずハグで応えてくれる人が続々と出現。わざわざ自転車を止める人、キャリーバッグを引く若い女性、スーツ姿の男性などがハグを行った。動画は最後に「平和、信じることから始めよう」というメッセージを残して終わる。記事は、この「実験」について、日本人が中国でハグを求めた時と同じ結果になったと評した。

 日本には、確かに中国や中国人に対してあまりいいイメージを抱いていない人も少なからず存在する。
しかしそれだけではない。中国という国に対してネガティブであっても個人に対しては好意を持つ人もいれば、中国にも中国人にもポジティブな考えを持つ人もいる。そして、そのいずれでもなく、そもそも「考えたことがない」という人もたくさんいるのである。ハグを求めるパフォーマンスはそのことを知る手段の1つに過ぎないのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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