中国メディア・今日頭条は25日「どうして日本などの国は右ハンドル車なのか」とする記事を掲載した。中国では自動車は右側通行で、自動車は左ハンドルだ。記事は、世界の約170カ国で右側通行が採用される一方で、日本や英国・英連邦国など約80カ国では左側通行であると紹介。交通ルールの違いは、各国の地理、文化、歴史の違いの表れであると説明した。
そのうえで、日本で左側通行が採用された理由の一説を紹介している。それは封建時代の武士の習慣に関係するものであるとし「武士は刀を右手で扱いやすいように、腰の左側に刀を差していた。このため、武士どうしがすれ違う際に刀をぶつけないように、左側を歩く習慣が生まれた」と伝えた。記事は触れていないが、馬に乗る際も左側通行のほうが都合がよく、車に置き換わった近現代においてもその習慣が続いている、という説があるようだ。
なお、中国では戦前は日本同様、車両は左側通行だったという。しかし、戦後に米国車が大量に輸入されたことで当時の国民政府が右側通行に改められ、現代に至っていると記事は紹介している。
中国のネットユーザーは、左側通行に伴って日本国内の自動車が右ハンドルになっていることに対する違和感を示している。
国際免許を取得して日本国内で自動車を運転する外国人観光客が増えているという。その大きな原因の1つが、左側通行・右ハンドルに慣れていないことだ。有効な対策と、利用者への注意喚起が引き続き求められる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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