中国の街にある食堂で食べる本場の中国料理は、美味しい。大きな店では味が保証される一方でそれなりの値段がする。
その辺にある小さな食堂で安くてうまい「穴場」を見つけると嬉しいのだが、どんな厨房の環境で調理しているのかはチェックしておいたほうがいいかもしれない。
 
 中国の質問掲示板サイト・悟空問答に6月28日「中国料理のコックの行動で、あなたが耐えられない悪習はなにか」との質問が出現した。これに対する、あるネットユーザーの回答がありとあらゆる「悪習」を網羅していたので紹介したい。もちろん、このような行為がすべての飲食店で行われている訳ではない。
 
 このユーザーはまず、代表的な「悪習」を10個紹介。最初の5つは「つばや痰を吐く」、「身なりが汚い」、「髪の毛が長い」、「材料を無駄遣いする」、「火が通っていなくてもお構いなし」だ。
材料の無駄遣いは客が被るダメージ自体は軽そうだが、残りは供される料理に多大なる影響を与える可能性がある。
 
 後半の5つもひどい。「調理台が汚れていて、物が散乱している」、「お玉を口につけて味見する」、「厨房で喫煙する」、「厨房にゴミが散らばっている」、「手を洗わずに小麦粉を練ったり食材を触ったりする」というものだ。もし、こんな光景が繰り広げられている調理場を見てしまったら、きっと見たことを後悔するとともに、すぐに店を出ることだろう。
 
 さらにこのユーザーは、同じ布巾であらゆるものを拭く、話が乱暴、仕事前に酒を飲む、料理を作りながら頭をかいたり耳や鼻をほじったりする、盛り過ぎたスープを一口飲む、油を下水道に流す……といった行為を挙げている。
 
 近年、食の問題に対する意識が高まり、行政も飲食店の衛生に対する監督管理の力を強めている。
しかし、その道はまだ半ばであり、国内にはまだまだ衛生的に問題のある飲食店が少なからず存在するはずだ。このユーザーの回答に対して多数の「いいね」が寄せられていることからも、そのことが伺える。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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