中国メディア・今日頭条は13日、世界の主要都市における韓国料理の認知度に関する調査で、日本が調査対象中で最も低い認知度になったとする、韓国メディアの報道を伝えた。

 記事は、韓国・聯合ニュースの報道を紹介。
同国の公共機関である韓食振興院が8日、世界の10都市に生活する20-59歳の非韓国人・韓国系市民6000人を対象とした、韓国料理に対する意識調査の結果を発表したとしている。調査は昨年9月29日から10月20日にかけて行われ、対象者は月1度以上外食する習慣があるという。

 調査の結果、韓国料理の認知度は全体で64.1%となった。国・地域別では東南アジアが80.0%で最も高く、中国の75.0%、米国の63.3%、欧州・オセアニアの57.2%と続いている。最低だったのは日本で、32.8%だった。また、韓国料理の満足度は全体で83.2%となり、東南アジア、米国、欧州・オセアニア、中国でいずれも80%を超える値になった一方で、日本だけは54.2%にとどまった。

 記事は、「東南アジアで認知度と満足度が高い理由は、食文化に加えて韓国ドラマや韓国の大衆文化に対する興味が高まっているからだと分析されている」と紹介。一方で、日本の数字が際立って低い理由については言及されなかった。

 キムチがスーパーで当たり前のように売られ、韓国料理屋を街のあらゆる場所で見かけ、最近ではチーズタッカルビが流行している日本において、韓国料理の認知度がこれほど低いというのはいささか不思議だ。中国や東南アジアでは、韓国料理がもっと食文化として浸透しているということなのだろうか。それとも、キムチやビビンバを韓国料理と認識していない日本人が多いということなのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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