どこの国や地域に住んでいたとしても、子どもへの教育に大きな関心を寄せる人は多いだろう。共働きが多い中国では思うように子どもを教育することができていない夫婦が多いのが現状だ。


 さらに中国では幼少のころから大人びた行動をする子どもも増えており、親の頭を悩ませている。中国人としては隣国である日本の子どもたちがどれだけ早熟なのか気になるようで、中国メディアの快資訊はこのほど、日本の小学生のなかには「3年生ころから化粧を始める女の子もいる」と紹介する記事を掲載し、驚きを示している。

 記事は、日本ではもともとファッションにこだわりを持つ女性が多いと伝え、近年では小学生の頃から化粧をし始める子どももいることを紹介。素朴な小学3年生とばっちり化粧をした小学3年生の写真を対比させたうえで伝え、低学年の頃からアイドルなどの芸能活動をする女子小学生もいることを伝えた。

 続けて、こうした日本の子供たちの大人びた行動は、独立の精神を過度に助長したり、校則に違反したりする行動につながっていく危険性があると警告している。

 中国ではスキンケアはしても、化粧はあまりしないという成人女性も多いため、日本では小学生のころから化粧をする女の子がいることは大きな驚きのようだ。
しかし、小学生のころから化粧をするのはあくまでもごく一部の女の子であり、まるですべての女の子が小学生のころから化粧をしているかのような記事の主張は中国の読者の誤解を招きかねないものだと言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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