中国メディア・東方網は6月30日、大量かつ多種多様な自動販売機が存在することで有名な日本において、お酒好きの中国人にはたまらないであろう日本酒が試飲できる自動販売機があるとする記事を掲載した。
記事は、新潟旅行ではコシヒカリで有名なお米や、おいしいお米で作ったせんべいなどがとてもいいお土産になるほか、新潟では同じくお米からできている清酒の産地としても非常に有名であり、現地で日本酒を味わったり、土産物として買って帰る観光客が少なくないとした。
そして、新潟には90あまりの酒造工場があり、100種類を超える日本酒が製造されていると紹介したうえで、現地にある日本酒の博物館「ぽんしゅ館」に行くと、日本酒の自動販売機があって各メーカーの日本酒を1杯100円でテイスティングできると伝えた。
記事はJR新潟駅と越後湯沢駅にある「ぽんしゅ館」について、入場後に500円を支払うとコインが5枚もらえ、1枚投じるごとに好きな銘柄の日本酒をおちょこ1杯、約25ccほど飲むことができると説明。5杯飲むとほぼ1合に近い量になるため、さまざまな種類の日本酒を試してみたいがあまり量が飲めないという人にとっては非常にうれしいとしたほか、時間制限もないのでゆっくりとそれぞれの日本酒の違いを楽しめるとした。
また、この施設では日本酒や梅酒など全部で111種類のお酒が販売されており、それぞれの枠に酒蔵の名前、ラベル、日本酒のタイプ、香りの強さ、口当たりの濃淡、風味の特徴に関する説明が実に詳細に表示されていると紹介。日本酒についてよく分からずに入ったとしても「今月のおすすめ」や「初めての方におすすめ」が用意されているから安心だと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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