では、解禁前に中国の日本料理店で販売されていた「和牛」は一体何だったのだろうか。中国メディアの今日頭条は27日、「これまで長い間、中国人が日本料理店で食べてきた牛肉は何だったのか」と題する記事を掲載した。
和牛は中国でも大変有名だが、記事によると和牛は「クラシックを聞いて育てられる」、「ビールを飲ませる」、「霜降りは絶品で焼いて軽く塩とこしょうで味付けするだけでおいしく食べられる」といった話が中国で広まっているという。
では、今回の解禁を受けて和牛はどれほど中国で受け入れられるのだろうか。記事はそれほどでもないだろうと推測している。和牛は中国人にとって目新しいものではなく、これまで中国の日本料理店でも十分おいしい牛肉が提供されてきたうえに、「日本産和牛は中国人が想像しているほどではない」からだという。どうやら、話が大きくなりすぎて日本産の和牛には期待がかかりすぎていたようだ。
それにしても、今まで中国で提供されてきた和牛は何だったのだろう。記事によると、「オーストラリア産など海外から輸入されたWAGYU」だったと指摘している。日本の和牛は今回ようやく中国で輸入が解禁されたものの、オーストラリア産や米国産など、海外で育った和牛の肉であるWAGYUは中国でも流通してきたと伝えた。
記事は、オーストラリア産のWAGYUには脂肪が少なく、さっぱりしていて、日本産の和牛には軟らかく脂肪が多いという違いがあると比較している。好みによって分かれるところのようだ。
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