記事はまず、中国人が話題にする日本文化は、子どものころに見た日本のアニメやドラマ、映画、それに食べ物などが多いが、それだけでは「日本文化を本当に分かっているとは言えない」と指摘した。「日本の魅力はもっと多岐にわたる」からだ。
例えば、美しい森で森林浴をすること、日本独特の美意識とされるわびさびの感覚、紅葉狩りを楽しむこと、中国の上巳(じょうし)の節句が日本で変化したひな祭り、中国とはまた違うお月見の風習など、日本の魅力は非常に多いと伝えた。
記事はほかにも、日本には多くの目に見えないルールがあると紹介。「空気を読む習慣」を習得すれば、人間関係が円滑にいくと伝えている。
また、地震の多い日本では、防災もしっかりしていると紹介。定期的に防災訓練を行い、常に「最悪の状況を想定して準備」していると称賛。災害時にするべき手順が頭に入っていて、家庭ごとに非常袋を用意しているので、日本人はとっさの時にも慌てず冷静に対応できると紹介した。
日本には、中国とはまた違った多くの魅力があると言えるだろう。アニメや日本食ばかりが日本文化ではない。より多くの中国人に、日本の奥深い魅力に気づいて欲しいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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