中国のポータルサイト・百度に7日、「日本の子どもはどれだけ早熟なのか、中国の保護者が見たらいてもたってもいられなくなる」とする記事が掲載された。

 記事は、日本では10歳くらいから女児がミニスカートを履き、アイシャドウなどの化粧をするようになると紹介。
テレビ番組ではしばしば大人顔負けのメイクを施した小学生が登場し、「成熟」しているような身なりや言動を見せると伝えた上で「日本の子はどれだけ早熟なのか」と評した。

 そして、中国でも子どもたちの「早熟」が問題視されつつあるとし、早すぎる第二次性徴を迎える児童がますます増えてきていると指摘。その背景としてまず、親が子どもをできるだけ成長させようとして栄養過剰な食品を与えており、その中にはホルモンを含む食品も少なからず存在するため、多く食べた子どもに早い第二次性徴が見られるようになっているとした。

 次に、インターネットが急速に普及したことで、情報の取得が便利になる一方で多くの良からぬ情報にも触れる機会が多くなっている点を挙げ、保護者が子どものネット利用状況をチェックし正しく指導できなければ、子どもたちが過剰な刺激を受け続けることになると伝えた。

 さらに、化粧に興味を持つ年頃の少女に対し、親が容易に自分の化粧品を使わせる傾向があることにも言及。化粧品にも女性ホルモンが含まれているものがあり、性の早熟を引き起こす要因になっていると説明している。

 記事は、中国において性の早熟という問題がまだまだ十分に注目されておらず、往々にして軽視されていると紹介。親がその兆候に気づいたら、有耶無耶にするのではなく、すぐに対処をすべきだとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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