
撮影者の中国人は、スーパーで5キロ入りと書かれたリンゴ1箱を購入したが、箱の中身が少ない感じがしたので家で実際に量ってみたところ、約4.5キロしかなかったという。そこで次の日に再びスーパーに行って状況を説明したそうだ。
念のために証拠の写真も撮ったそうだが、責任者に状況を説明したところ、写真を見ることもなく直接不足分のリンゴ2つが提供されたという。それで撮影者は「日本では、お客様は神様というのが余すところなく体現されている」と述べており、スーパーの対応に大変満足したようである。
この動画を見た中国のネットユーザーからは、「日本のサービスは世界一流だ! 行くたびに感動する」などの称賛のコメントが多く寄せられた。また、「中国だったら箱を含めて5キロだと言われ、不足分がもらえることなんてあり得ない」、「中国では、自宅に持ち帰ってから文句を言っても無駄。食べてしまったのだろうと言われてしまう」などの指摘があったが、これが中国の標準的な対応なのだろう。
なかには、中国も日本のスーパーと同じような対応だとの主張も見られたが、「信念が違う。日本はお客様が神様だが、中国では誰もが『私が神様』だ」と、日本と中国の違いを強調するユーザーもいた。いずれにしても、日本のクレーム対応は中国人にとって非の打ち所がないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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