記事はまず、日本の田舎がいかに住みやすいかを紹介。中国人にとって田舎のイメージといえば「田畑しかなく、全てが立ち遅れていて、交通が不便で、時間の流れがゆっくり」というものだが、日本の田舎はそのようなイメージを覆す存在であり、インフラは充実していて、都市部と差のない生活水準を確保できて、食べ物はおいしく、ストレスフリーで長寿だと称賛している。
では、近年先進国として数えられるようになった韓国の田舎はどうなのだろうか。記事は、「さすがに日本ほど進んでいない」と指摘。韓国は土地がやせていて生活コストが高く、韓国の農村の光景は日本よりも中国に近いのが現状と論じた。確かに韓国では都市部に人口が集中し、農村部は高齢者が多く、高齢化が進み、結果として発展の格差が生じるという問題を抱えているようだ。
記事は、日本の農村部を称賛する一方で、韓国の農村部については「先進国とはいっても、中国と大差ない」と強調したいようだ。韓国の農村がそこまで遅れているとも思えないが、中国では、「同じ先進国でも、日本と韓国の差は農村にある」と認識されているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本ってこんな国だったのか! 「生活して初めて知った日本の姿」=中国
日本の技術力がここまでとは! 中国は「はやぶさ2」においしいところを持って行かれた=中国
日本にあった「桃源郷」、日本の農村を見ると「ため息が出る」=中国
スーパーを見て分かった「日本の食品が世界一安全な理由」
住宅に対する価値観、日中でこんなに違っていたなんて! =中国