記事は、資源が乏しく石油資源の90%を輸入に依存している日本は常にエネルギーに対する危機意識を持っており、1970年代より水素エネルギーの発展計画の制定を始めていたと紹介。
そして、トヨタが昨年12月に2代目となる燃料電池車MIRAIを発表、141リットルの水素を注入でき、航続距離は850キロを実現したほか、水素の充填に必要な時間はわずか3分間と、電気自動車よりもはるかに短いと伝えた。
また、日本には現在140以上の水素ステーションが設置されており、世界で最も多い数であると説明。一方で燃料電池車の価格はまだまだ高く、MIRAIも日本での定価が710万円となっているとした上で、日本政府から出される補助金により実際の費用は500万円程度となり、クラウンの最低価格と同水準になることから「受け入れられる可能性はある」と解説している。
記事は、日本で近年燃料電池車に関連した動きがしばしば起きており、日本がすでに「水素エネルギー時代」に入ったことを表していると紹介。現時点では水素エネルギーの普及に向けて様々な課題が残っているものの、そのポテンシャルは非常に高く、今世紀ごろには世界規模で「水素エネルギー経済」の時代が到来する可能性があるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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