記事は、米国政府による華為科技(ファーウェイ)への圧力がかかって以降、中国の半導体産業では優れた国産品の生産が最も大きなテーマになっていると紹介。
その上で、中国による半導体の国産化の波により「とても意外なことに、日本が最大の勝者になっている」と指摘。半導体を製造する上で必要な日本の工作機械への注文が増えており、今年1月には中国からの注文が前年同期比で2.4倍となり、2月も30%を超える増加を見せ、単月の注文としては19カ月ぶりに1000億円を突破したと紹介している。
また、日本の中古半導体製造機器の大部分が中国企業によって購入されており、その価格が急速に上昇しているとの情報にも言及。「工作機械にしても、半導体設備にしても日本メーカーへの注文は増加傾向が続きそうだ」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本がまだまだ世界をリードする、9つの分野
なんと! 世界の半導体産業を牛耳っているのは、日本の超有名食品会社だった!
侮るなかれ・・・3度の「経済転換」で難局を乗り越え成長してきた日本
かつて侵略されたのに、なぜ東南アジア諸国は日本を嫌っていないのか
日本はなぜ東アジアにおけるコロナ対策の「劣等生」になったのか