▼店主に話を聞くと「まだ食べられる商品を毎日、大量に廃棄し続けなければならない、という現実を前に、何かできることはないか、との思いで始めた」と語っていた。
▼農水省が日本フランチャイズチェーン協会(FC協)、消費者庁、環境省と連携し消費者に商品棚の一番手前にある商品を選んでもらう「てまえどり」の呼びかけを開始した。購入後すぐに食べる商品を対象に、商品棚の手前にある商品や販売期限の迫った商品を積極的に選んでもらうことで廃棄ロスを減らそうという取り組み。
▼6月1日から順次、FC協に加盟するセブン―イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンで啓発物を商品棚に掲示し買い物客に周知していく。食品ロス削減には、事業者だけでなく、消費者の理解と協力も不可欠。それぞれの立場で、まずは、できることから。