「商品・サービスの拡充へ、いろんなチャレンジの可能性を検討している。設備の拡大も行い、いま調理できていない商品群にもチャレンジしたい」(商品本部・水島史喜氏)。
人手不足のなか新しい働き方のニーズを満たす役割も担っており、シニアや短時間勤務のスタッフでも簡単に作れることが大前提。
そのためにまず取り組むのが、店舗スタッフができるだけ短い時間で作れるようにするためのオペレーションや商品の改善だ。商品をまとめて作ることを推奨するほか、油調の温度や時間を各品目で統一することで誰にも分かりやすくする。フライヤー2台の完備も進め、調理数量を倍増。パッケージの変更や、調理素材を小分けにすることで時短化・効率化を進める。
「お店でご飯を毎日炊いていることも、工場で作る弁当と違うポイント」(水島氏)といい、22日からは店内炊飯のコメをエリアごとに異なる単一銘柄米に切り替える。
現在のフライヤー、炊飯器、電子レンジに加え、今後はIH調理器も一部で導入を進める。これまで店内ではできなかった炒める、焼くといった調理も可能になることで、メニューの幅も広がりそうだ。