清水会長は総会後の懇親会で紅麹の健康被害に言及し、「行政や関係団体と連携して、失った信頼を取り戻さなければならない」と抱負を披露。続いて登壇した消費者庁、厚生労働省、農林水産省の来賓3者も信頼回復に向けた官民団結の必要性を強調した。
同懇話会は昨年度、コロナ禍で休止していた宿泊研修セミナーを再開し、研究者や消費者庁など行政との交流を深めた。
今年度は同セミナーを継続実施するほか、安全性ワーキンググループ(WG)以外の2つのWGについて、有効性WGを「機能・制度研究WG」、消費者研究WGを「消費者・企業研究WG」にそれぞれ改称して研究対象を拡大する。
11月には設立40周年を記念してパネルディスカッションの開催を予定。委員会を設置して詳細の検討を進めている。