2025年7月30日朝にカムチャツカ半島沖で発生した地震と津波の影響により、東日本を中心とした交通機関に大きな影響が出ています。道路でも通行止め箇所が多数あります。

北海道の高速、広範囲で通行止め

 2025年7月30日朝にカムチャツカ半島沖で発生した地震と津波の影響により、東日本を中心とした交通機関に大きな影響が出ています。道路でも通行止め箇所が多数あります。

カムチャツカ沖地震と津波 北海道は「高速」が通行止め、東北は...の画像はこちら >>

北海道、道央道の千歳-北広島間の様子。2025年7月30日12時15分頃。千歳以南の道央道は通行止めとなっている(画像:NEXCO東日本)。

 12時現在、高速道路は北海道で通行止めが発生しています。道央道は噴火湾に沿う大沼公園ICから千歳ICまで、道東道も苫小牧東から沼ノ端西までが通行止めです。

 また、宮城県の仙台東部道路や常磐道では複数のICで出入口閉鎖などが発生しています。

 北海道の噴火湾沿いは高速道路が通行止めとなっているものの、並行する国道5号や37号は通行可能です。他方、千葉県の九十九里道路のほか、東北の沿岸部では国道6号、45号などが複数箇所で通行止めですが、山側に並行する三陸道は通行可能です(一部ランプ利用不可)。

 国土交通省は今後の道路情報と津波情報に注意するよう呼びかけています。

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